
動作概要
ホッパーに積載された電池を1本づつ取出し計測します。計測された電池は、測定値が設定範囲内か判定して、良品は右側出口へ不良品は左側出口へ搬送されます。さらに、計測されたデーターはCSV処理された履歴が保存されます。
標準仕様

制作経緯
長年電池設備の制作に携わってきましたが、学習教材で使用する電池の消耗度合を人的に計測していて、効率の良い方法がないか、ユーザー様から問い合わせがありました。
現状は、1個計測するのに約5秒もかかり、良否判定して振り分ける作業まで含むとそれ以上の時間を要してしまいます。これを解消する装置を製作し、1個計測して振り分けるまで2秒という時間で作業を終わらせることができました。
さらに事務所内で使用することを考慮して、電源は200V変更工事が必要のない100Vで10A以内の消費電力。エアーを使用しないので、移動も簡単で省スペースなのが売りです。
計測装置ですから、後からデーターの確認ができるようにEXCELで使用できるフォーマットにしてSDカードに保存・管理ができるようにしました。